第10期生卒団おめでとうございます。

中小田井JBC第10期生の卒団式を2月17日(日)ローズコートホテルで行いました。

 

毎年ですが、最後の挨拶は感極まり何を話しているか・・・なので改めて記載しておきます。

 

第10期生、第10期生保護者の方々、ご卒団おめでとうございます。

2008年の創部から早いもので10年が経ち、2018年は私にとっても大きな節目の年となりました。

 

創部のきっかけは、自分の息子のため。

 

内気で弱い息子を何とかしたい、野球というスポーツの中で成長してもらいたくて。創部しました。息子は2人いますが、昨年、高校生と中学生になり息子のいない家族のいないグランドに毎週通っています。9年間息子たちを応援してきて何ともぽっかりと穴が。。。

 

自分を支えてきていたのは、家族だったことをあたらめて感じ何とも言えない気持ちになりました。

 

こんな状態では、選手たちにも失礼だと思い、中小田井JBCの11期生を卒団を見届け、廃部しようと考えていました。中小田井JBCの役員や家族にも伝えました。私かそうしたいなら、それでいいと。

 

そんな状況のなか、10期生との野球は続きます。

 

これまでの中小田井JBCは、中学・高校でも野球人として通用する選手をと考え野球の取り組む姿勢には厳しく、練習量も多い。そんな野球チームでした。

 

しかし、私自身も迷い、苦しい時期であり、これまでのスタンスを180°変え「野球好きのおっちゃんが、子供たちと楽しく」「野球を好きになって欲しい」とそう願い10期生と向き合ってきました。

 

彼らと過ごす日々を重ねるたび、「笑顔で楽しく野球をすること」が増え私自身も「笑顔」が増え気持ちが和らいできました。そのころは中京少年野球大会ベスト8ま進みベスト4をかけた試合がありました。直近の目標としては、この大会で上位入賞を目指しており選手・保護者・チーム一体となり挑みましたが、終盤に逆転され惜しくも敗戦となりました。

 

彼らの強い思いを叶えてやれない、なんて情けない監督なんだと何度も自分自身を責めました。

 

試合後、学校に戻り落ち込んでいるAチームと私がのこり、ノックを打ち続けました。

選手とともに流した汗と涙には、新しい希望や目標、そして夢があるんだと、気づかされました。私自身、選手に救ってもらいました。

 

それをきっかけに残りの大会で「優勝」するを目標に頑張り、最後の大会では「優勝」することができました。

 

「夢」があるなと実感した瞬間でした。

Aチームとなったとき、彼らは1勝できるんだろうかと思うチームでした。そんなチームが。。。

 

自分の息子に描いた夢を今度はこれからの選手にと思い、中小田井JBCを続けていくことを役員、家族に再度相談。私が決めたなら、サポートすると言ってもらって、改めて素晴らしい環境で私自身が、野球をさせて頂いていることに気が付きました。ホント感謝しかないです。

 

これも10期生と向き合い「野球を楽しむ」ことから始まったこと。

 

10期生それぞれの「夢」を応援しています。「夢」向かって頑張って進んでください。

活躍を心から祈っています。

 

選手・保護者さまには感謝しきれません。

 

本当に「楽しかった」です。

 

あ り が と う。

 

 

11期生の選手・保護者のみなさまには、卒団試合・卒団式ともチームを支えて頂きありがとうございました。2019年よろしくお願い致します。

 

中小田井JBC チーム代表 野中より