夏休み最後のイベント「第26回日本団地少年野球選手権大会」が8月24日(土)・25日(日)に開催されました。本大会は東海団地春季大会の上位2チームと関西団地上位2チームが戦います。
過去の21回大会にも出場する機会がありましたが、タイブレークの末、決着つかず抽選により敗戦し準優勝に終わっています。また東海団地さま主催の大会でまだ優勝したことなく過去3回「準優勝」にとどまっており「優勝旗を掴みたい」その思い一つで挑みました。
ただ敵は相手だけではなかったようです・・・
初めての宿泊遠征。全チームの選手は、同じ大部屋での宿泊。
就寝時間の10時でしたが結局3時頃まで・・・起床6時。
定期的に見回りコーチたちも行くのですが、なかなか寝付けなかったみたいです。
超寝不足のコンディションの中、炎天下を戦わなければならない。大敵であります。
この経験を活かして次回の遠征時は選手たちが自分たちで判断できるようになればいいと思います。と言いつつ本当に大敵であることを試合開始後痛感しましたが。
準決勝は関西1位代表「金岡ベアーズ」さん。
選手も緊張と寝不足と体格に恵まれた選手が多く試合前から威圧感が半端ない!ことも合わさりテンション下がりまくり。。。
「優勝旗を掴む」その思い一心。強く戦うことを再度決めた。
緊張した選手たちに自分一人じゃない「グランドには仲間がいる」「ベンチには監督コーチもいる」「球場にはお父さんお母さんがいる」みんな君たちの味方だ!全員で力合わせて戦おう!と声をかけ大会が始まった。
先発を託したキャプテンの好投やバックの好守備で試合の主導権を握る。相手に先制されるも何とか逆転し初戦を勝利する。
中小田井 000 210 3
金岡ベア 001 100 2
投手 浜地-濱井-前田 * 松江
決勝戦は東海1位代表「ドジャース」さん。
春季大会のリベンジです。
初回、本大会絶好調のリクヤのタイムリーで先制するもドジャースさんの豪打につかまりすぐさま逆転。その次の回に4番マエレンの豪快なホームランで試合を元に戻す。そこからお互い真っ向勝負の打ち合いになり熱い試合展開となった。
終盤の6回、今大会もう一人のキーマンであるキャプテンがヒットで出塁。ビックイニングとなり、投手をエースからマエレンに継投した。
マエレンも素晴らしい投球で抑え、7回裏ツーアウト。
ここで、マエレンからエースに再度投手交代を行った。
このままゲームセットでもよかったのだが、これまでマウンドを支えてきたのはエースの存在があってのこと。エースに「優勝」のウイニングボールを渡したかった。その思いをマエレンに伝えたところすぐに理解してくれた。ツーアウトを迎えた瞬間にマエレンはカズにボールを渡していた。
マエレンもリリーフでいい思いをしていなかったので、自分が行きますと言ってくるかと思ったが、素晴らしい理解と対応でした。お互いの思いを乗せ、最後はエースがバッターを三振に取り「ゲームセット!」
「優勝!」
中小田井 101 203 0 7
ドジャー 021 000 0 3
投手 浜地-濱井-前田 * 松江
本塁打 前田
選手たちは春のリベンジ
私は21回大会の忘れものも併せて掴んだ勝利でした。
号泣しそうな私は一人場所を離れ、嬉しさを噛みしめながら気持ちを落ち着かせていたが、涙をこらえきれず、やっぱり号泣・・・
今回の遠征を終えて、中小田井jbcを支えて頂いている保護者の方々には本当に感謝しかありません。みんな疲れているのは同じなのですが、遠征までの段取りから当日の役割など大変だったかと思います。我々には見えない苦労も多々あったかと。
チーム・選手たちのために尽力いただき、本当にありがとうございます。「感謝」しかないです。あと一緒に活動する期間も半年を切りましたが、今後ともよろしくお願いします。
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